小島プレス工業㈱のグループ会社として、トヨタグループのさまざまな自動車部品づくりを担う上松電子。部品の種類は2000種類以上。上松町から全世界で活躍するトヨタ車を支えています。「人をつくり 人をまもる」を基本理念に、上松の豊かな自然に育まれながら、地域社会との共存を目指してものづくりに励んでいます。
> しごと > 上松電子株式会社
小島プレス工業㈱のグループ会社として、トヨタグループのさまざまな自動車部品づくりを担う上松電子。部品の種類は2000種類以上。上松町から全世界で活躍するトヨタ車を支えています。「人をつくり 人をまもる」を基本理念に、上松の豊かな自然に育まれながら、地域社会との共存を目指してものづくりに励んでいます。
取締役社長 古畑 明さん |
出身 | 上松町 |
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在住 | 木曽町 |
当社ではトヨタ系列の自動車用金属部品や車載用電子部品を製造しています。部品の種類は納める品番だけでも2000種類以上になります。電子部品には特に力を入れており、主力の車載用USBは月産で30万台を製造しています。
現場では、素材から完成までを一人の社員が一貫生産しているほか、設備を自社で独自開発し、生産性の向上と競争力強化に努めています。木曽谷出身者を中心とした社員たちは意欲的で、電子部品の扱いに必要な技能検定にも果敢に挑戦していますね。自発的に品質管理に取り組むQCサークル(小集団改善活動)も盛んです。2020年には、当社のUSBサークルが「QCサークル関東支部改善事例チャンピオン大会」に出場し、支部長賞を受賞しました。そうした社員たちに会社は支えています。
上松生まれ上松育ち。工業高校を出た後、3年間は名古屋に行っていましたが、その後上松町に戻り、親が勤めていたこの会社に入社しました。上松電子は2世代、3世代で働ける会社です。地域に根付いて仕事ができるのがうれしいですね。取締役社長には2018年3月に就任しました。
人と人とのつながりが密で、困っていることがあればお互いに助け合う。そんな関係性が魅力です。結婚してからは木曽町に暮らしていますが、上松町の昔からの友人とは今でも交友が続いています。
社員が幸せに暮らせる会社でありたいと考えています。福利厚生では、3歳までの幼児を預けられる託児所をはじめ、単身寮や家族で暮らせる社宅を設けています。また、給食制度があり、食堂では温かくて栄養満点の食事を社員に提供しています。
現在、新しい部品をつくる工場の立ち上げ準備をしており、社員の増員も図る予定です。働くことへの意欲のある方に、ぜひ来ていただきたいですね。
入社8年 |
出身 上田市 |
在住 上松町 |
跡取りがいない祖父の家を私が継ごうと決め、上松町にきました。
上松電子には、以前からものづくりに携わっていたことや祖父の勧めもあって入社しました。上松町にはよく遊びに来ていましたし、自然の中で子育てをしたいと考えていたことも、移住を後押ししました。
製造ラインから出てきた製品の中から、必要なものを選び取り、梱包(こんぽう)して送り出すのが仕事です。不良を出さないよう、最善の注意を払っています。職場は活気があり、お互いにフォローし合いながら仕事に取り組んでいます。
赤沢自然休養林ですね。夏には子どもを連れてよく遊びに行きます。川がきれいなので川遊びもして楽しんでいます。
上松町は自然が豊かで、とても子どもを育てやすい環境です。家族で入れる町営住宅などもありますよ。デパートなどの大型施設はなくても、生活に必要なものは十分そろうので不便は感じていません。