爽やかな風渡る木曽町開田高原は、信州そばの名産地として知られています。この高原に根を下ろし、多彩なそば商品を製造・販売している「霧しな」。霊峰御嶽山に抱かれた開田高原のすばらしい自然と、そば栽培をはじめとして地域の人たちの力を得て“天と地と人が織りなす”そば作りを続け、全国にファンを増やしています。
> しごと > 株式会社 霧しな
爽やかな風渡る木曽町開田高原は、信州そばの名産地として知られています。この高原に根を下ろし、多彩なそば商品を製造・販売している「霧しな」。霊峰御嶽山に抱かれた開田高原のすばらしい自然と、そば栽培をはじめとして地域の人たちの力を得て“天と地と人が織りなす”そば作りを続け、全国にファンを増やしています。
取締役社長 一瀬光哉さん |
出身 | 山梨県 |
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在住 | 木曽町 |
会社として特に力を入れている、開田高原のみで栽培されるそば「開田早世」を使用した品をはじめ、信州そばを中心とした約150アイテムのそば商品です。乾麺、生麺、半生麺がありますが、主力は乾麺。その製法の一つに「乱れづくり製法」があります。麺1本、1本によじれを付けることで独特の跳ねるような触感や、つるりとした喉越しを生み出します。塩を使わない乾麺という、それまでの常識を覆す商品の開発にもいち早く成功しました。このそばは、ゆで汁でおいしいそば湯も楽しめます。
木曽への移住を希望する人の中には、住む所が見つからなくて夢を諦めてしまう人が少なくないようです。その点、霧しなは単身寮を完備しています。これは、施設面での強みと言っていいのではないでしょうか。
20数年、親会社の食品メーカーはくばくのいろいろな工場で、楽しいこと、失敗したことをたくさん経験してきました。その経験をいかして、霧しなでおいしいそばづくりに貢献していきたいと思っています。
まずは何と言っても、四季折々に美しく移ろう開田高原の自然のすばらしさですね。開田高原は、おいしいそばを育てるのに欠かせない昼と夜の寒暖差にも恵まれています。急激な寒暖差が生じると標高1200mの高原が深い霧で覆われます。これは、そばがおいしく育つサインでもあるわけです。
品質第一を一層徹底した商品作り。それと同時に、従業員の皆さんが働きやすい環境を充実させることです。2020年からは、大小に関わらない職場の課題点の洗い出しと、その解決に改めて着手しました。より良い職場環境の実現を目指し、5カ年計画で集中して取り組んでいます。
営業部係長 |
入社8年 |
出身 高森町 |
在住 木曽町 |
東京で暮らしていた時に起きた東日本大震災で、都会での生活を見直してUターンしたことがきっかけです。最初は地元の高森町周辺で仕事を探しましたが、希望に合う求人がなかなかなく、範囲を広げて探したところ、ハローワークで霧しなの求人を見つけました。地元からは通勤圏外でしたが、単身寮があったので入社を決めました。
各地の道の駅や農産物直場所、ネット通販の会社などを回って霧しなの商品を売り込む営業をしています。近頃はコロナ禍の影響で、先に商品を送ってから電話で説明する営業の形が増えました。慣れないことに苦戦気味ですが、頑張っています。
自然が豊富で、全てが遊びのフィールドになるところです。木曽で暮らして始めて、山登りやキャンプなどのアウトドアの魅力に目覚めました。
地域に溶け込むには少しの勇気があれば大丈夫です。自分の経験では、消防団に入るのが地域に溶け込むオススメの方法です。