聖子さんから学ぶおはぎと蕎麦いなりin 上松町

聖子さんから学ぶおはぎと蕎麦いなり in  上松町 2025/09

木曽町にあるコワーキングスペース&シェアキッチン「ふらっと木曽」で毎月開催されている「聖子食堂」。上松のスーパーマーケットでお惣菜担当もしていた料理名人の聖子さんの作る愛情も量もたっぷりの料理と「おはぎ」が人気です。

毎回、聖子さんのお友達や遠くは県外からも食べに来てくださる方もいて、いつも賑わっています。

そんな、聖子さん十八番の「おはぎ」と、先日の聖子食堂で皆、口を揃えて「美味い!」と評判だった「蕎麦いなり」の作り方を学ぶ会が9月24日の夜に開催されました。場所は上松のコミュニティースペースKINOTOCOです。

今回のミッションは定番のあんこときな粉のおはぎ2つ作ること。まずは、聖子さんからおはぎの作り方のコツを聞き、あらかじめ用意してくださったあんことご飯を丸めて1人2つずつ作ります。「きな粉のおはぎ」には、ご飯の中に餡子を入れるんです。なんと贅沢!

聖子さんは、すぐにパッパッときれいな「まん丸おはぎ」が出来上がっていますが、慣れない方は、四苦八苦して丸めてらっしゃいました。

そして、「蕎麦いなり」は、蕎麦を茹でるところから、調味料の割合、乾蕎麦の銘柄まで詳しくレクチャー。皆でわいわいと、お揚げに蕎麦を入れ、具も載せ、何とか作り終えたところで、お楽しみの試食タイム。

聖子さんお手製の「大平」と共に、自分の作った「おはぎと蕎麦いなり」を皆で美味しくいただきました。

「大平」は木曽の郷土食で、野菜や鶏肉などを細かく切って煮る煮物と汁ものの間のようなもので、冠婚葬祭やお正月に食べる料理です。大平専用の「木出塩」という漆器の器もあるんですよ。

参加者さんとの歓談中に「大平」は南木曽地域では食べないというお話聞きました。木曽のどこの地域からどこまで、大平は食べてるんだろう?とふと疑問に思った次第です。木曽地域も広いので郷土食も様々ですね。

質疑応答の時間も、餡子をどうやって煮ているのか?ご飯の炊き方は?など、たくさんの質問が出て、皆さん熱心にメモしていました。

今回は、移住した方、地元出身の方、結婚で木曽に来た方など、さまざまな年代の方に来ていただきました。

こうやって、郷土の食を実際に食しながら、木曽の文化や風土を学べる機会は美味しいし、会話が弾んで楽しい!!

お近くにこの人の料理を学びたいという方いらっしゃいまいたら、ぜひ、長野県木曽郡 移住・定住ポータルサイト「KISO KURASHi」まで教えてくださいね。

また、このような機会が開けたらと思います。

文章:eriko(木曽出身→岐阜→塩尻→東京→Uターン7年目)

TOP
お問い合わせは
こちらから