この土地が好きだという気持ちが何よりのエネルギー

大沢 理沙さん

岐阜県羽島市 → 木祖村
職業 木祖村地域おこし協力隊員

Q.移住のきっかけはなんですか

美術大学に通っていた2年生の時、初めて木祖村に来ました。その際、目の前の青々とした山に心をつかまれ、以後毎年、夏休みの間の5日間ほど木祖村を訪れました。その3年間の中で、この地域において、今まで学んできた美術と向き合いたいという気持ちが徐々に芽生え、地域を学びながら仕事ができる地域おこし協力隊として木祖村に行くことを決心しました。

Q.どんな仕事をしていますか

このほど、持続可能なアートのあり方を地域の課題に向き合いながら模索するアートの祭典「木曽ペインティングス」の運営をさせてもらいました。また、「つばめ型屋号看板プロジェクト」を企画しました。家の歴史でもある屋号を次世代に引き継いでいこうと、木祖村の職人さんや、ここで育つ子どもたちとの共同制作で7つの屋号看板が生まれました。村内にある展示会場の空家に掲げています。

Q.木祖村の魅力を教えてください

そんなに観光地化されていないところかな。昔ながらの家があったり、昔ながらの人の暮らしが残っていたりして、今では日本で一番好きな場所になりました。朝にはいい霧が出るし、夜は本当に星がきれい。天の川が肉眼で見られるほどです。休みの日には、ずっと写真を撮っているんですよ。

Q.不便に感じることはありますか

特にありませんが、強いて言えば、定期的に灯油をタンクに補充することです! よく忘れてしまうので水風呂になる日が突然来ます。

Q.これから移住を考えている方へ

この土地が好きだという気持ちが何よりのエネルギーになると感じます。わたしは、好きという軸から枝葉が生えていくように初心を忘れず、そして一方通行な活動にならぬよう、地域の皆さまの気持ちも織り込みつつ、ともに木祖村の良さを磨き上げていきたいです。

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