
株式会社湯川酒造店
江戸初期から続く老舗酒蔵
木曽路の気候風土に感謝し、時代とともに変化する妥協しない酒造りで、地域の活力と未来を醸し続けます。
> しごと > 株式会社湯川酒造店
代表取締役 湯川 尚子さん |
「標高936mという日本で2番めに高い場所にたつ、約370年続く酒蔵です。『木曽路』と『十六代九郎右衛門』の2つの銘柄の日本酒を醸しています」
「日本酒は蔵人だけでつくるのではなく、それ以外の仕事、例えば充填作業やラベル貼り、出荷作業なども含めての『酒づくり』だと考えています。社員全員が酒づくりに携わっているという意識を持って仕事に向き合っています」
「生まれも育ちも木祖村です。東京農大の醸造科学科を卒業後は、視野を広げるためと営業の勉強を兼ねて製薬会社へ勤めましたが、2005年に実家へと戻り酒造りに関わるように。主に技術の向上を図ってきましたが、今はこの木祖村という土地柄や酒づくりの歴史などにも目を向けて、ここにしかないもの、うちにしかできない酒造りに日々取り組んでいます」
「正直、小さいころは好きじゃありませんでした(笑)。何もないし、山ばかりだし、この地を出たくて出たくて…。でも一度木祖村を離れたことで、ここの地域の良さというものを感じられるようになりました。旬のものを食べて、飲んで、季節ごとの風景を見る…、五感で季節を感じる感覚はすごくぜいたくなことだと思います。近所や隣組とも支え合っている関係が良いですね」
「この酒蔵を存続させること、でしょうか。木祖村の薮原(やぶはら)は古い宿場町で、建物はもちろん昔の面影を残す風情があります。でもそれを維持することは想像以上に大変なこと。うちの酒蔵が地域の活力となり、この街並を残す一助になれればと思っています」
醸造部 頭(一級酒造技能士) | |
入社7年 | |
出身 長野県上伊那郡箕輪町 |
「三重県の酒蔵で6年ほど蔵人として働いていましたが、実家へ戻る際に、以前知り合った湯川慎一さん(現・湯川酒造杜氏)に相談をして、こちらで働かせてもらうことになりました」
「酒造りの期間はだいたい10月から5月上旬までです。私は主に酒母造りを担当しています。酒母とは酵母を大量に培養したもので、酒造りの期間中はもっぱら酒母室にこもって作業をしています。」
「全員で酒造りに取り組むことをモットーとしています。みんなで助け合いながら、全員が何でもできるように連携を取って仕事をしています。明るい人たちが多くて働きやすい環境です」
「冬の冷え込みは厳しく時には−18℃〜20℃になることもありますが、自然が豊かで身近に感じられるところです」
入社5年 | |
出身 長崎県 |
「日本酒づくりをしたくて、インターネットで探しました。長崎では焼酎を作っていました」
「お米を蒸したり、櫂入れといってタンクを櫂棒でかき混ぜたり、道具の洗浄をしたり…。酒づくりに関わるさまざまなことをしています。楽しみは自分たちで作ったおいしいお酒を飲むことです」
「品質にこだわり、全員が常に良いものを作ろうとする姿勢に感銘を受けました。社長自身も酒造りに携わっているので、社員の意識がひとつにまとまりやすいと思います」
「趣味でコントラバスを演奏しています。今は伊那のオーケストラに入って練習したりしています」
「美しい自然に囲まれています。紅葉もキレイです。昔ながらのご近所づきあいもありますが、苦にならなければ楽しいですよ」
募集職種 | ①製造技術者 ②出荷管理者(瓶詰、出荷、商品管理等) ③営業兼配送 |
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応募資格 | 39歳以下、高卒以上(女性の方も働きやすい環境です。経験は不問) |
雇用形態 | 正社員(雇用期間の定めなし) |
勤務地 | 長野県木曽郡木祖村薮原1003-1 |
基本給 | 170,000円〜200,000円(経験等に応じて、諸手当昇給等あり) |
勤務時間 | 8:00〜17:20(内、休憩80分。時間外労働あり、製造技術者は別途勤務時間の定めあり) |
休日休暇 | 原則として日曜、祝祭日。繁忙期(10〜12月)は土曜日出勤あり |
応募・選考 | 書類選考(履歴書・職務経歴書)、一次面接、二次面接 |
ひとこと | 日本酒が好き、日本酒に興味がある、酒蔵ってどんな仕事? |