おんたけ休暇村

御嶽山の4合目半（標高約1,500ｍ）に位置する、おんたけ休暇村は愛知県名古屋市の施設です。1973（昭和48）年5月にオープンし、公営財団法人名古屋市民休暇村管理公社（指定管理者）が管理しており、名古屋市民以外の方でもご利用いただけます。セントラル・ロッジは、雄大な自然の中で心身のリフレッシュや自然体験が楽しめる宿泊施設です。加えて、食の体験館や木工体験館、天文館、キャンプ場、日帰り温泉施設（おんたけ高原温泉こもれびの湯）、テニスコート、グラウンドゴルフ場、フリークライミング・ボルダリング施設などの施設・設備が整っています。

何と言っても豊富な自然が魅力です。西に御嶽山、東に中央アルプスが望め、夜は星が見えすぎて星座が分からないくらいの、満天の星空に酔うことができます。館内においては、食の体験館ではそば打ちや郷土食作りの体験、木工体験館では椅子(いす)やプランター作り、間伐材を使った小物作りなどを楽しめます。また、スタッフはいろいろな資格を持ち合わせています。例えば山岳ガイド、信州登山案内人や火山マイスター、ノルディックウォーク、キャンプ、ネイチャーゲーム、スキーなどの指導員、温泉療養指導士がおりますので、さまざまな体験を提供できます。このほか、今回の改修工事に合わせて設置した大型の多目的テラスや展望台「天テラス（あまてらす）」は、新たな癒やしのスポットとしてお勧めです。

木曽のお隣の岐阜県中津川市で生まれ、木曽で育ちました。公務員志望でしたが、思いがけなく名古屋市のおんたけ休暇村建設構想を知り、どのような施設にするのかなどを検討する段階から仕事として携わりました。以来、今日までずっと関わっております。

これから市民の皆さまには、日常生活の中で新型コロナウイルス感染症をはじめとする各種の感染症の拡大を防ぐ「新しい生活様式」が求められてます。おんたけ休暇村においても、これらに対応した新しい運営スタイルを実践していく必要があり、かつ、御嶽山のふもとという恵まれた自然環境をさらに活用した休暇村ならではの過ごし方、オンリーワンの楽しみ方を提供したします。皆さまのご利用をお待ちしております。